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社長ブログ

工場・駐車場に放置された大型車を運び出すには|搬出の手順と確認事項

工場の敷地や駐車場に、大型のトラックやバスが何年も置かれたままになっている。
そんな状況にお困りのご担当者さまは少なくありません。
場所をふさがれているうえに、動かそうにも何から手をつければよいか分からないという声をよく聞きます。

結論からお伝えします。
長く放置された大型車でも、条件を整えれば運び出せることがほとんどです。
ただし他人の車両を勝手に動かすことはできないため、所有者の同意や手続きを済ませることが前提になります。

この記事では、運び出す前に確認したいことと、搬出の手順、長期放置ならではの注意点を整理します。
手続きを終えたあと、どう運び出すかに重点を置いて解説します。

敷地に残ったままの大型車、状態と写真をお知らせください

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放置された大型車は、勝手に動かせない

はじめに押さえておきたい点です。
自分の敷地に置かれた車両であっても、他人の所有物を無断で撤去したり処分したりすることはできません。
これは自力救済禁止の原則によるもので、無断で動かすと損害賠償を求められたり、車両を傷つけた場合には責任を問われたりする可能性があります。

適法に進める場合の大まかな流れは、次のとおりです。
まず警察に相談し、車両の所有者を調べます。
所有者が分かれば、書面で撤去を求めます。
応じてもらえない場合は、法的な手続きを検討することになります。

手続きの進め方や必要書類は状況によって変わります。
判断に迷う場合は、弁護士や行政書士など専門家にご相談ください。
本記事の内容は2026年時点のものです。

所有者を調べるには

普通自動車の所有者は、運輸支局などで登録事項等証明書の交付を請求して確認します。
請求には、ナンバープレートに表記されている文字と数字のすべて、および車台番号の下7桁が必要です。
あわせて、何のために必要なのかという請求の事由を具体的に記入します。

なお、証明書が不当な目的に使われるおそれがある場合や、個人のプライバシーを侵害するおそれがある場合には、交付されないことがあります。
個人情報保護の観点から、交付の要件が定められているためです。

参照:国土交通省 自動車検査登録総合ポータルサイト「登録事項等証明書の交付請求」、関東運輸局「登録事項等証明書交付請求

24ROADの立場について

24ROADは車両の搬送を担う立場であり、撤去できるかどうかを判断する立場ではありません。
所有者の同意や手続きが済んだ車両、または自社で所有する車両の搬出をお引き受けしています。
後々のトラブルを防ぐため、権限のあるご担当者さまからのご依頼をお願いしています。

手続きが済んだら、次は「どう運び出すか」

ここからが本題です。
長期間動かしていない大型車は、通常の不動車よりも搬出の難易度が上がります。
車両の状態と敷地の条件を先に確認しておくと、当日の作業がスムーズに進みます。

長期放置の大型車で起きていること

長く動かしていない車両には、いくつかの共通した状態があります。
まず、タイヤの空気が抜けていたり、パンクしていたりすることが多くあります。
放置期間が2年を超えるような場合は、ホイールとブレーキが錆で固着し、パンクしていなくてもタイヤが回らなくなることがあります。
サイドブレーキが解除できなくなっているケースも見られます。
あわせて、バッテリー上がりやオイルの漏れなど、別の不具合が重なっていることもあります。

こうした状態は、搬出に必要な作業や手配する車両に影響します。
分かる範囲で事前にお知らせいただくと、見積もりが正確になります。

鍵や荷物、漏れがある場合の扱いは、こちらでも解説しています。

敷地の条件を確認する

車両の状態と同じくらい、置かれている場所の条件も大切です。
搬送車両が入れる進入路の幅や、門やゲートの高さを確認します。
車両の周りに作業スペースがあるか、搬送車両が旋回できるかも見ておきます。
地面の傾斜やぬかるみ、砂利など、足場の状態も作業に影響します。
周囲に障害物や他の車両がある場合は、当日までに移動できるか確認しておきましょう。
長く動かしていない車両の周りには、物が置かれていることも多いため、事前の片付けをおすすめします。

放置された大型車を運び出す手順

STEP1 車両の状態を確認する

まず、車検証(または自動車検査証記録事項)で、車名・型式・寸法・重量を確認します。
あわせて、タイヤの空気やパンクの有無、ブレーキが解除できるか、ハンドルが動くかを確認します。
オイルや燃料の漏れ、部品の脱落がないかも見ておくと安心です。

STEP2 写真を撮って共有する

車両の全景と前後左右、タイヤ周り、損傷している箇所を撮影します。
あわせて、敷地の入口や車両が置かれている場所、周辺の通路も撮っておきます。
写真があると、搬出できるかどうかや、必要な作業を判断しやすくなります。

STEP3 搬送業者に相談・見積もりを依頼する

車両の状態、放置していた期間、敷地の条件、搬送先をまとめて伝えます。
放置期間が長いほど固着している可能性が高まるため、いつから動かしていないかは重要な情報です。
搬送後の目的が決まっていれば、修理・売却・輸出・保管場所の変更など、あわせてお知らせください。

費用の目安を知りたい方は、距離別の料金ガイドもご覧ください。

STEP4 搬出の方法と日程を決める

車両の状態と敷地の条件をもとに、搬出の方法を決めます。
タイヤが回らない場合は、追加の作業や機材が必要になることがあります。
あわせて、当日の立ち会いや周辺の片付け、他の車両の移動といった段取りも決めておきます。

STEP5 搬出・搬送する

当日は車両の状態を確認しながら、積み込んで搬出します。
到着時は立ち会いのうえ、書類の受け渡しを行います。

搬送全体の流れは、こちらでも解説しています。

運び出したあとの選択肢

運び出した大型車は、廃車にする以外の道もあります。
修理して使う、売却する、輸出する、別の拠点へ移すといった選択肢が考えられます。
年式が古く動かない大型車でも、需要がある場合があります。
搬送にかかる費用と、売却額や修理費を含めて検討するとよいでしょう。

売却を検討する場合は、こちらもご参照ください。

「うちの車両でも運び出せる?」と思ったら

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よくある質問

敷地に放置された他人の車両を、勝手に動かしてもよいですか?

自分の敷地であっても、無断で撤去したり処分したりすることはできません。
所有者の調査や手続きが必要になるため、進め方は弁護士や行政書士など専門家にご相談ください。

何年も動かしていない大型車でも運べますか?

運び出せることがほとんどです。
ただしタイヤやブレーキが固着している場合は、追加の作業が必要になることがあります。

タイヤがパンクしていても搬出できますか?

状態によって方法が変わります。
写真と状況を事前に共有いただければ、対応を検討できます。

敷地が狭くても搬出できますか?

進入路や作業スペースの状況によります。
入口と車両周辺の写真をお送りいただければ、可否を判断しやすくなります。

まとめ|手続きを済ませたら、状態と敷地の条件を確認して相談を

敷地に放置された大型車は、勝手に動かすことができません。
まずは所有者の同意や必要な手続きを済ませることが前提になります。

そのうえで、車両の状態と敷地の条件を確認すれば、長く放置された大型車でも運び出せることがほとんどです。
車両の写真と放置していた期間、搬送先をお知らせいただければ、搬出の方法と費用の目安をご案内します。
敷地に置かれたままの大型車にお困りでしたら、まずはご相談ください。

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