トラックが故障したらどうする?初動・安全確保から搬送の手配まで
「走行中にトラックが動かなくなったが、何から手をつければいいかわからない」
「このまま少しでも走らせていいのか、誰に連絡すべきか判断できない」
トラックが路上で故障したときは、修理の段取りよりも、ご自身の身を守ることが最優先です。
後続車に危険を知らせたら、即座に車両から離れて、ガードレールの外側など安全な場所へ避難してください。
本記事では、トラックが故障したときの初動対応や自走可否の見極め方、自走できないときの搬送の流れまで解説します。
落ち着いてアクシデントに対処できるようお役に立てれば幸いです。
お急ぎの場合やご自身での対処が難しいときは、24ROADにお電話をください(070-2299-1069)。
ご状況をお伺いし、適切な対処法を細かくお伝えしながら、搬送の手配まで進められます。
トラックが故障したときの初動対応5STEP
トラックが動かなくなったら、ご自身の安全確保を第一に、次の5STEPを上から順に進めてください。
STEP1.動かせるなら安全な場所へ移動する
トラックがまだ動かせるなら、ハザードランプを点け、路肩や非常駐車帯など安全な場所へ移動させましょう。
本線上や見通しの悪い場所に止まったままだと、後続車に追突される危険性が高いためです。
高速道路では、ドライバーが前を見ずに運転していることも珍しくありません。
実際に最も事故が起きやすいのは、油断しやすい直線道路です。
エンジンがかかり自走できるうちに、路肩や非常駐車帯(高速道路に一定間隔で設けられた退避スペース)など、できるだけ広く安全な場所まで寄せてください。
橋やトンネルなど路肩が狭い場所では、可能な範囲で広い場所まで移動し、一般道でもカーブの先のように見通しの悪い場所は避けます。
大型トラックは車体が大きく、路肩に収まりきらないことがあるため、できるだけ非常駐車帯などより広い場所を選びましょう。
すでに動かない場合や、無理に動かすと危ない場合は、その場でハザードを点けてSTEP2へ進んでください。
STEP2.後続車に危険を知らせる
トラックを止めたら、後続車に危険を知らせます。
具体的には、停止表示器材(三角表示板)をトラックの後方に置いてください。
なお高速道路では、停止表示器材の設置が道路交通法で義務付けられています。
発炎筒(非常信号用具)があれば、あわせて後続車へ注意を促しましょう。
夜間や視界が悪いときは、ハザードに加えて駐車灯・尾灯を点けます。
これらの点灯も義務です。
ただし、交通量が多いときや夜間など危険が高い状況では、設置にこだわらずご自身の避難を優先してください。
出典:e-Gov法令検索「道路交通法 第七十五条の十一」「道路交通法施行令 第十八条第2項」
STEP3.トラックを離れて安全な場所へ避難する
後続車に危険を知らせたら、ご自身もトラックを離れて、ガードレールの外側など道路の外へ避難します。
車内は安全だと思われがちですが、むしろトラックの中やそばに残るのが最も危険で、後続車が突っ込んできて巻き添えになるおそれがあります。
避難するときは、本線や路肩を歩き回らず、トラックのそばや進行方向側にも立たないでください。
実際に、停止した車のドライバーが後方から来た車にはねられる事故が起きています。
橋や高架でガードレールの外に出られない場合は、車より後方へ避難して巻き添えを避けてください。
同乗者がいる場合は、ご自身より先に避難させましょう。
STEP4.通報して会社や手配先に連絡する
安全な場所へ避難したら、関係先へ連絡します。
高速道路では、本線に1kmおきに設置された非常電話か、道路緊急ダイヤル#9910で道路管理者へ知らせます。
事故をともなう場合は、警察(110)にも連絡してください。
通報や連絡の際は、道路名や進行方向、キロポストの数字、車種、故障の状況を伝えると、状況が早く正確に伝わります。
会社員ドライバーの方は、会社の運行管理者の方へ連絡して指示を仰ぎ、個人事業主の方はご自身の手配先へ連絡してください。
納品に遅れが出そうなときは、取引先への遅延連絡や積み替えの判断も早めに共有しましょう。
出典:国土交通省「道路緊急ダイヤル(#9910)」
STEP5.そのまま自走させてよいか見極める
トラックが少し走れる状態でも、そのまま自走してよいとは限りません。
走り続けると損傷が一気に広がり、本来は軽く済む修理が高額になったり、動かせない期間が延びたりするリスクがあります。
特に、水漏れ・オイル漏れ・燃料系の異常があるときは、そのまま走ると危険です。
たとえばラジエーターの水漏れは、冷却ができずにオーバーヒートを起こし、エンジン破損につながります。
本来は部品交換で済むものでも、エンジンまで傷めると、修理費が数十万円だったはずが数百万円まで膨らむおそれがあります。
自走できるか不安なときは、無理に動かさず、判断は専門業者に任せてください。
トラックは無理に動かすと損傷が深刻化しやすいため、車両の状態を伝えて、運び方をプロに決めてもらうほうが安全です。
トラックのレッカー・搬送を手配する流れ
自走できない、または無理に動かさないほうがよいと判断したトラックは、大型車に対応している搬送業者へ手配を依頼しましょう。
JAFや任意保険のロードサービスでは、トラックを運べない場合があるためです。
実際にJAFの一般のロードサービスは、対象車種と対応範囲に制限があります。
車両重量3,000kg超または最大積載量2,000kg超のトラックの場合、対応できるのは燃料切れやキーの閉じ込みに限られており、けん引・搬送は対象外です。
出典:JAF(日本自動車連盟)「ロードサービス内容」
任意保険のロードサービスも、自家用車を前提にしていることが一般的です。
事業用や大型車での対応範囲は契約内容によって変わるため、まず加入先へ確認してください。
搬送業者へ手配するときは、車種・現在地・故障箇所に加えて、全景写真(車両全体が写るもの。1~2枚で十分)を伝えると、見積もりと配車が早くなります。
搬送の具体的な流れや業者選びの基準、料金や補償については、以下の記事で詳しく解説しています。
今知っておきたい方はこちらもご覧ください。
トラックが故障した際の対応に関するよくある質問
ここでは、トラックが故障した際の対応に関するよくある質問に回答します。
質問1.夜間や時間外でも、トラックのレッカー・搬送は頼める?
時間外でも受け付けている窓口はあります。
まずは連絡して、状況を伝えてください。
その際に、夜間・早朝でも対応できるか(24時間対応か)、配車までどのくらいかかるかを把握しておくと安心です。
対応可能な時間帯は業者や状況で変わるため、その場で確認しましょう。
質問2.リースやレンタルのトラックが故障したら、手配は誰がする?
契約内容によって異なります。
ロードサービスの付帯や手配の主体は、契約であらかじめ決まっているケースが多いため、まず契約先のリース会社やレンタル会社へ連絡してください。
質問3.ガス欠やタイヤのパンクでも、同じ流れで対応していい?
安全確保と連絡までの流れは同じですが、依頼先は内容で変わります。
ガス欠や軽いパンクであれば応急対応で動けることもありますが、少しでも不安な場合は搬送を手配しましょう。
まとめ:トラックが故障したら安全確保から手配まで落ち着いて動こう
トラックが故障したら、真っ先に身の安全を確保してから、自社や取引先への連絡、自走可否の見極めなどを行ってください。
自走できない場合は、大型車の専門業者へ搬送を手配しましょう。
この順番で動けば、二次的な事故や損傷の拡大を避けやすくなります。
自走できないときや判断に迷うときは、車種と現在地、故障の状況を伝えて早めに相談してください。
大型・事業用トラックの搬送に慣れた業者であれば、状態を聞いて運び方を考えてくれます。
もちろん24ROADも対応しております。
お急ぎの場合は、お電話で状況をお伺いしながら手配を進められます(070-2299-1069)。
全景写真や現在地を添えて相談したい場合は、問い合わせ・見積もりフォームからご連絡ください。